オンライン トー ンジェネレータ

1. このトーン・ジェネレーターは、音楽機器が正動に機能してい るかをテストする為に役立ちます。例えば、オーディオ機器の電気 配線をテストして再生上の問題を診断したり、スピーカーやサブウー ファー、ヘッドフォンの再生可能な周波数範囲をテストしたりする ことができます。
   
   
2. このトーンジェネレーターは、あらゆる音程を聴き取ることが できる為、ギターやピアノ、バイオリンなどの楽器を耳でチューニ ングする為にも役立ち、音楽家の成長を支える便利な道具です。
   
   
3. また、このトーン・ジェネレーターを使って聴力をテストし、 感受できる最高と最低の周波数を調べることもできます。健康な成 人は通常、約20hzから17,000hzの周波数を聞き取ることができま すが、この上限レベルは一般的に年齢とともに約14,000hz程に減少 します。
   
   
4. さらに、純音性耳鳴りを経験している方は、この道具を使って 原因の周波数を特定することができます。また音響療法で耳鳴りの 意識を逸らすための小さなノイズを発見し、聴覚の不快感を軽減す るのに役立ちます。ただし、これは医療機器ではありませんので、 適切な医療診断の代わりとして使用しないでください。

アコースティック・ビート

パソコン上の2つのタブでこのトーンジェネレーターを開き、周波 数がわずかに異なる、二つのトーンを同時に再生しよう。(例とし て600hzと602hzで試して見て下さい。)聴いているうちに、二つ の音が組み合わさって、リズミカルな脈打つ音を作り出します。

この現象は、音響学で「ビート」として知られているもので 、二つ のわずかに違う周波数が同時に再生される時に発生します。 二つ のトーンはピッチが異なっていても、私たちの脳はそれらを 1 つの 脈動するビートとして認識する為、とても面白い現象です。

バイノーラル・ビート

バイノーラルビートとはトーン・ジェネレーターで試すことができ るもう一つの錯聴です。 まず、ヘッドホンを繋ぎ、トーンジェネ レーターを2つのタブで開きましょう。二つのタブで異なる周波 数、(例えば440hzと444hz)を選び、左耳は440hzの周波数、右 耳は444hzの周波数を聴くように、スピーカーバランススライダー を使って2つのトーンの出力を調整します。

トーンジェネレーターに関連してトーンについて話すとき、 私た ちは音の周波数を認識する方法について話しています。

音の周波数は、音波を発生させる振動によって生成されます。 た とえば、ギターの演奏を聴くと、弦が振動することで音が発生し、 その振動によって音波が空気中を通って耳に伝わります。

振動が速いと周波数と伴いピッチが高くなり、振動が遅いと周波 数と伴いピッチが低くなります。 周波数はヘルツ (Hz) で測定され ます。

私たちのトーンジェネレーターは、 1 つの周波数のみを持つ、純 粋な音を生成しますが、実際、日常生活で聞く身の回りの音のほ とんどは複数の周波数の混合で構成されています。

このトーン ジェネレーターは、正弦波、方形波、のこぎり波と三 角波の 4 つの最も一般的な波形をサポートします。 これらの波 形は繰り返されると一定のトーンが生成される為、「周期波形」として知られております。

波形の形はそれぞれ、再生するトーンに異なる音質を与えます。

正弦波は、一番滑らかで透き通った音色を生み出します。最もシ ンプルな波形で、他種の波形はすべて、正弦波の混合によって生 成されます。

方形波: 正弦波が1つの基本波で構成され、純粋な音を生み出す のに対し、方形波は異なる倍音を含む事によって、より豊かでざ わめきのある音を生成します。

のこぎり波:方形波に似ていますが、さらにブザー音が大きくな ります。 耳障りで歪んだサウンドを作りたい場合に適しています。

三角波は方形波の賑やかなサウンドと正弦波の透き通ったサウン ドの中間あたりの音質を生成し、より明るく、息の合った、自然 なサウンドのトーンを生み出します。